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白石麻衣ノーバン投球!詐欺タイトルや悪質情報、デマの拡散に待った!

白石麻衣 ノーパン!?

あなたはオンラインニュースでこんなタイトルの記事を見て、思わずクリックしてしまった経験はないでしょうか?
www.entameplex.com
白石麻衣,始球式,ノーバン
※2015.05.27 Entame Plex

そして、誤解を誘うようなタイトルと分かっていながらも
淡い期待を抱いて記事を見てしまった自分に、いらだちを覚えたことはないでしょうか?

今回は、そのような詐欺タイトル記事や時に社会的混乱を引き起こす悪質な情報が、どうしてインターネットにあふれて消えないのか、
そういった情報をなくすにはどうすればいいのかについてまとめます。

簡単に説明すると(目次)

質の悪い情報の例

それでは、悪質な情報についてみてきましょう。

私たちをミスリードする詐欺タイトル

えっ?白石麻衣がノーパンだって!?(歓喜)
って、鼻の下を伸ばしながらニュースを開いたのはどこのどいつだーい?
あたしだよ!

それも一回だけじゃない!

石原さとみさんや佐々木希さん、そして吉田沙保里さんの時だってそうです。

いやいや、まいやんがノーパンであるわけないことはわかっているんです。

仮にノーパンだったとして、その写真をYahoo!やLINEニュースで見られるわけがないってことも……。

しかし、(邪な)ピュアな心を持った男子たるもの、僅かな可能性にロマンを求めるのが宿命。

またかよ!と思いながらも、なんとなーくクリックしていしまいます。

そしてご存知の通り夢に破れるわけです。それもなんども……。

(もちろん、アイドルや女性タレントがあどけないフォームで投球した様子を見るのはほのぼのします)

このような、ミスリードをするようなタイトルのニュースはうんざりですよね。

始球式関連だけで見ても、10年以上前からごまんとあります。

また、タイトルでは芸能人のスキャンダルをにおわせておいて、本文は大したことなかったなんてこともありますよね。

逃げ出したシマウマ問題

質の悪い情報は、こうしたオンラインニュースだけではなく、一般人のSNSから発信されるケースも増えてきました。

2018年6月18日に発生した大阪北部地震に便乗し、シマウマが脱走したというデマツイートが拡散、社会問題となりました。
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質の悪い情報が消えない理由 ー責任はメディアにー

このような質の悪い情報が消えない第一の原因は当然、発信媒体であるメディアにあります。

女性タレントのノーバン始球式は、読者の誤解を誘う罠です。

シマウマ脱走も、悪意ある人物のいたずらであります。

そうした情報が氾濫する状況に、私たちはただ流されるだけしかないのでしょうか?

ニュース解説者のサリー・コーンは、メディアをつくる立場としての我々に焦点を当てて、そうした状況をなくすための方法を提案しています。

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メディアの仕組み

コーン氏は、現在のメディアの仕組みとして、私たちが何に注目するかによってメディアの扱い方が決まるアルゴリズムがあるのだと指摘。

私たちが反応するとその記事や情報にインセンティブが発生するので、
私たちが注目した情報がさらに私たちが目にする情報を形作るのだという。

私たちも"メディア"である

コーン氏はこう続ける。

メディアは、テレビの電波の上でおめかしをして発言する行為だけではない。

私たちがTwitterやブログに投稿する行為だって、メディアを形成しているのだ。

メディアでは多くのクリックを集めるために横暴がはたらいている。

質の悪い情報をなくす方法

コーン氏いわく、こうした状況を変えるためには2つの方法があるという。

①情報に情報を重ねる

クリック 注意
正しい情報を発信して、悪質な情報を上書きしよう!

悪の情報に対して、善の情報をぶつけよう!

デマや誹謗中傷の情報を目にしたら、傍観者の市民でいるのではなく、ヒーローの心を持ち声をあげるのだ。

大阪地震の際のシマウマツイートや近頃の災害後のフォローアップの際は、
正しい情報を発信しようという姿勢を持った方々が多くみられましたね!

②情報を無視する -クリックすることをやめる-

最悪の情報はクリックしない
クリックを多く集めた情報が勝利するのであれば、私たちのクリックで私たちの望む社会を作ろう!

コーン氏は、最悪の情報の例としてキム・カーダシアンのおっぱいを取り上げています。

その記事をクリックする人がいるから、キム・カーダシアンがテレビに出ているのだという。

まとめ

要点
・悪質な情報や詐欺タイトル記事の氾濫は、発信者側の問題だけではなく、観る者の反応が寄与する部分がある。

・「ノーバン始球式」が、もはや様式美と呼べるレベルで定着しているのは、クリックしてしまう私たちにも原因があったのですね……
クリックしなければ予防できる!

・誤った情報や、悪質な情報を見つけたら、間違っていると発信し正していくということも大切。

SNSが普及して年月が経ってきました。
徐々にマナーが確立されつつあります。
SNSは便利です。
SNSの信頼性や楽しさを作るのが、私たちユーザー一人ひとりなのであれば、
今後も使い方に気を配い続けてみることが大事なのではないでしょうか。

このたびは、この記事をクリックしてくださりありがとうございました。